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下関観光ガイドブック WEB版

功山寺 こうざんじ

二重門の山門や、 わが国最古の禅宗様建築の仏殿(国宝)が、嘉層曆2年(1327)創建の由緒を語ります。桜と紅葉の名所、高杉晋作が挙兵した寺としても知られ、境内には馬上姿の晋作の銅像も置かれています。

城下町長府

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基本情報

交通案内 「城下町長府」バス停下車、徒歩10分
電話番号 083-245-0258
関連URL http://kouzanji.org/
その他

料金:見学自由・無料(書院見学は大学生以上300円、中,高生100円、小学生以下は無料)

功山寺の仏殿(国宝)では、令和2年に柱立700年となることを記念して、仏殿を特別開扉します。
期間:令和2年9月20日(日)~12月15日(火)
拝観料:500円(書院も見学する場合700円)

 

維新回天の挙兵

元治元年(1864)、長州藩は存亡の危機にありました。7月の禁門の変、8月の馬関戦争惨敗。さらに追い討ちをかけるように、幕府による長州討伐計画が進んでいました。俗論(幕府恭順)派が主導権を握る長州藩はこれを恐れ、三家老切腹、藩主の蟄居謹慎によって幕府に従う姿勢を示したのです。
このとき、わずか数十人の同志とともに敢然と立ち上がったのが高杉晋作でした。晋作は、「これより長州男児の肝っ玉をご覧に入れ申す」と告げ、萩藩新地会所を襲撃。後に続いた者たちとクーデターを成功させ、長州を倒幕へと導きました。この功山寺決起をきっかけに、維新が大きく動きます。「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」。まさに、日本の歴史を変えた瞬間でした。

アクセス

ゆかりの人物アイコン

ゆかりの人物

  • 動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し
    高杉晋作
    たかすぎしんさく
    1839-1867

    萩城下に生まれ、松下村塾に学び、幕末の最強軍団・奇兵隊を創設。長府功山寺の挙兵を機に長州藩を討幕運動の主役へと導きますが、維新実現を目前に没しました。

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