本陣伊藤邸跡 ほんじんいとうていあと
坂本龍馬活動の拠点「自然堂(じねんどう)」
下関を代表する旧家で、江戸時代には下関の東の本陣を務めました。シーボルトや吉田松陰らとの親交や、坂本龍馬が邸内の一室を「自然堂」と称し、妻·おりょうを呼び寄せて逗留したことでも知られます。
唐戸エリア
基本情報
交通案内 | JR下関駅からバス9分「赤間神宮前」下車、徒歩3分 |
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アクセス
ぶちプチコラム
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「下関に帰る」という龍馬の心情
明治維新の主役の一人、坂本龍馬が初めて下関に登場するのは文久2年(1862)。その後、慶応2年(1866)薩長同盟の成立という大仕事を成し遂げた。高杉晋作や三吉慎蔵とも深い結びつきをもち、慶応3年(1867)下関を活動の拠点とするべく本陣伊藤家に長崎から妻・お龍(りょう)を迎えました。このころの龍馬の手紙には「下関に行く」ではなく、「下関に帰る」とあり、下関への心情がうかがわれます。